今、流行のストレッチですが、ストレッチにもスタティックストレッチ・ダイナミックストレッチ・バリスティックストレッチ・徒手抵抗ストレッチといくつか種類がありますが一般的におこなわれるスタティックストレッチ（静的ストレッチ）、反動をつけないで一方向に筋肉を伸ばしていき体の柔軟性を向上させるのですが、ただ筋肉を伸ばせば良いというやり方は×。
理解してほしいのは「伸張反射」です。筋肉の中には筋の伸縮状態を感知する筋紡錘（きんぼうすい）という器官があり、急に筋肉が引き伸ばされるとこの器官が察知して中枢神経が反応し、伸ばしすぎに対して収縮の指令がおこります。
この防衛反応が伸張反射ということです。そして伸張させることで一時的に筋力の低下を招くために競技前には適さない方法でもあります。
静的ストレッチは、筋肉を伸ばしてもよい準備、伸ばし方、伸ばす力、伸ばす時間、もどし方を知っていただき、効果的に行うためのアドバイスも行っています。